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【妄想は続きから】

水着じゃないのが残念なくらい、いい天気だ。
今日は私は姪っ子と一緒に近くの浜辺に来ている。
姪っ子はやったーっと言って喜んでいるが、私は完全保護者側だ。
一緒に海に入って遊ぶことは出来ない。
「おじちゃんは入らないのー??」
ほらきた。
姪っ子は私に遊んでほしいのだ。
そりゃ私だって、可愛い姪っ子と一緒に海でキャッキャウフフしたい。
しかし、今の立場を考えるとそれは出来ないのだ。
薄いピンクの髪色がお洒落な彼女は、日本人とロシア人のハーフ。
そりゃ可愛いわけだ。
そんな可愛い姪っ子が怪我をしようものなら、御両親が鬼の形相で飛んでくるだろう。
「おじちゃんはお水が嫌いなのー?」
いいや、大好きです。
可愛い子と一緒にお水の中に入るの、大好きです。
お風呂でも構いません。
「とっても気持ちいいよー!!」
それは嬉しい限りだ。
こうやって休日のわずかな時間を幸せに過ごすことが出来ているのも、私が先週残業に残業を重ねて休日出勤を阻止したからに他ならない。
こんな素敵な休日が過ごせるなら、残業をした甲斐があったというものだろう。
「ほら、綺麗な貝殻!!」
こっちに向かって綺麗な色の貝殻を見せびらかす。
本当に心が洗われる。
日々の会社でのストレスも、こんな休日を過ごせるなら吹き飛んでしまうだろう。
そこは親御さんに感謝といった感じだ。
自分の子供ではないが、今の時間は自分のことものように感じてしまう。
「ねえねえ、おじちゃんはおとーさんのことどう思う?」
唐突に聞かれて、私は少し戸惑った。
どうって言われても。
いい付き合いをして貰ってるし、関係は良好だと思う。
奥さんも非常にいい方で、こんな人と結婚したい、と思うくらいだ。
「おとーさん、仕事が忙しいって言って、全然遊んでくれないんだもん。。」
だから、私に娘を預けたのか。
そう言えば、最近仕事がすごく忙しいと愚痴を零していた。
私も忙しかったが、姪っ子と遊ぶことで、仕事のストレスやしがらみなんかから解放されると思うと、何故か頑張れた。
「おかーさんはおとーさんに付きっきりだし、もう私は誰と遊べばいいのよ。」
「今日はおじちゃんが来てくれて、本当に嬉しかった。ありがと。」
いつかこの子が大人になったら、どんな女性になるのだろうか。
やっぱり素敵な女性になっているんだろうか。
「今日はおじちゃんに、私からプレゼントがあるんだ。」
ニヤニヤしながらこっちに近づいてきた。
顔をこっちに向けてほしいらしく、一瞬屈む。
チュッ。
ほっぺにキス。
「えへへ。。私のファーストキス。おじちゃんに。。」
私は理性を保つのに必死だった。
将来とんでもない小悪魔にならないか、今から心配だ。
しかし、純粋に嬉しかった。
おじさんは、こういうのが凄く嬉しいのだ。
世の中ロリコンはバッシングを受けているが、こんな風に接されたら、そりゃロリコンも増えてしまうな、と妙に納得してしまった。
私の場合は、保護者の観点からだが。
夕方までもう少し時間がある。
今は、この安らかなひと時を、まったりと楽しむことにしよう。